バガー・ヴァンスの伝説

本日見た映画


若き天才ゴルファー、ジュナは第一次世界大戦に出兵した影響で、
心に傷を負い、帰国してからも恋人アーデルに手紙一つ出さず、
隠遁生活を送っていた。
そんな中、世界は大恐慌に陥り、アーデルの父の夢であった
最高のゴルフ場にも危機が陥ってしまう。
父のゴルフ場を守ろうとアーデルは賞金一万ドルの
エキビジョン・マッチを開催し、コースの宣伝をしようと思いつく。
人気ゴルファーのボビーとヘーゲンに白羽の矢が立てられたが、
町の住民から地元の選手を出場させろとの声が上がる。
そこで、隠遁中のジュナに頼みに行くが
「スイングを見失った」
と言うだけで、試合に出る気はまったくないそぶりを見せる。
そんなジュナの元に、バガーという謎の男が「５ドルであなたのキャディーをしたい」と申し出に来た。

珍しいゴルファーの映画。
戦争のせいで自分を見失った男が突然現れたキャディによって
段々と昔を思い出していく話。

バガーの伝説っていうタイトルのワリには、バガーがメインではなく、あくまで謎のキャディとして登場してるのがこの映画の味噌。
このバガーという男、最初から最後まで決して何者か語らずに去っていく。
果たして彼は何者だったのだろうか？

ゴルフの試合は見ていて楽しかった。
本当のゴルフの試合よりもずっと。
最後の３人が笑顔で抱き合うシーンも好きだなぁ。