雲の中で散歩

Amazon.co.jpより
第ニ次世界大戦が終わり、故郷に帰還してきたポール（キアヌ・リーヴス）は、「すぐに仕事に戻って」という妻の冷たい言葉に追い立てられ、会社のあるサクラメントへ向かう。その道中、身重のメキシコ人女性ビクトリア（アイタナ・サンチェス＝ギヨン）と知り合い、ひょんなことから彼女のお腹の子の父親のふりをして彼女の家族に会うことに…。

第一印象はマジェスティックのような話。

道中知り合った女性ビクトリアという女性の夫のふりをして、彼女の家族に会うことになったポールさん。
彼女の家は名門のぶどう園を経営していた。
始めは一日だけだったはずなのだが、ずるずると日にちが延び、次第にお互い情が移っていく。
しかし、彼には妻がいる。
お腹の息子に幸福をと勲章を渡し、名残惜しくその場を去る。
カリフォルニアまでの道中、ヒッチハイクした車で、何処から気なすったと聞かれたポールさん。

「雲の中さ。」

ああ、いいねぇ。こういうセリフ。
ここで終わっとけば綺麗だった。
でも終わらないのがハリウッド。どうあがいてもハッピーエンドにしたい様子。

国に帰ると妻に浮気が発覚。
これ幸いにと結婚解消し、一目散に牧場に戻るが・・・。