セブン

残り７日間で退職するサマセットとその後任であるミルズがキリスト教の７つの大罪をモチーフにした連続猟奇殺人を追う。

モーガン・フリーマンとブラッド・ピッドが共演するサスペンス映画。
猟奇殺人はキリストの７つの大罪である、暴食、強欲、怠惰、肉欲、傲慢、嫉妬、憤怒をモチーフにしたえげつないありさまであった。

内蔵が破裂するまで食わせて殺害、自分で腹の贅肉を切り取らせて殺害、
一年間ベッドに固定させて光を遮断させて放置。刃物の付いた突起物で
性器を付かせて殺害など異常な殺し方で犯行を重ねていく。

そして最後は・・・これね、オチは予想できたんだけど、
気分が悪くなったね。
「多重人格探偵サイコ」の第一話の内容みたいなもんだとわかる人には言っておきたい。
犯人の自己満足で始まり、自己満足で終わる。
そして、その自己満足に二人の男が巻き込まれ大きな傷を追う。
参ったねって感じ。

犯人がなぜ殺人を犯したのは正直なところさっぱりだが（自分が他人より優れた存在だと思い、世間に７つの大罪を世間に知らしめたかった・・といったところだろうか？なんにせよ、異常な狂信者だったということか。）、結局のところ彼に出し抜かれたのは事実だ。そういえば、犯人役の人ってカイザーソゼの人だったような・・・・。

「ヘミングウェイが言っていた 『人生は素晴らしい。戦うだけの価値がある。』 後の半分には賛成だ」ｂｙサマセット