蟲師 最終巻

古からの生物、蟲が関わる事件を解決するギンコの旅もこの巻で終了。
最終回らしき話が一応ないのは、いつでも再開できるという作者から読者へのメッセージなのか。

いつもながら、どの話も面白いが個人的に気に入ったのは、時間がループする話だ。

ある男が蟲に囚われて、同じ人生を繰り返し生かされてるという内容で、その男はもう同じ人生を生きるのを辞めたいと感じ、蟲の誘惑を振り切る。しかし、その後、妻が崖から落ちて死に掛けてるのを見かねて、自分から妻と一緒に蟲の中に入る。妻のためにあえて、永遠に繰り返す人生を選ぶ、因果の鎖に縛られた悲しい男の物語に涙を誘う。

WALL・E/ウォーリー

人類が地球を捨てて、７００年。ゴミに埋もれた地球でたった一人の友達であるゴキブリとゴミを固めては並べる作業をしているウォーリー。
彼の楽しみは、ゴミの中から見つけた面白いものを集めることとミュージカルのビデオを見ることだった。そして、彼の夢は大切な人と手をつなぐことだった。
ある日、空から突如飛来した宇宙船から新型ロボット・イヴが降りてきた。
このピカピカしたロボットにウォーリーは一目惚れ。どうにかして彼女と仲良くしたいと頑張るが・・・・。


ピクサーの最新作はロボットの純愛もの。
最初、日本語の台詞がほとんどないにも関わらず、動作や瞳の動き方で何を考えているのかが十分理解できるから面白い。さらに、所々に入る小さな小ネタもピクサーらしい。後半出てくる機械に頼りすぎてまるまる太った人間たちは、宇宙船の形からしてアメリカ人の肥満を皮肉っているんだろうか？しかし、ここまではならないと思うぞ。さすがに。
最後の記憶喪失辺りはベタなのに結構ウルウルしてしまった。うーん、見せ方がうまいんだね。
スタッフロールは、これまでのピクサーとは少し違った表現方法で新鮮だった。
しかし、何時になったらNG集は復活するんだろうか？

チャイルドプレイ３

おもちゃ工場でチャッキーが爆破されてから数年後、おもちゃ会社は地に堕ちた会社のイメージを挽回するため、グッドガイ人形の再販に乗り出す。
ところが、復刻第一号の人形に、チャッキーの血が混ざっていた・・・・。

カンフーパンダ

ラーメン屋の息子であるポーは、食べることが大好きなおデブのパンダ。
そんな彼は密かにカンフーの達人になることを夢見るのだった。

ある日、極悪非道のタイ・ランが刑務所から脱走するというお告げが出たのをきっかけにそれに対抗しうる龍の戦士を選ぶ祭りが開かれた。
誰が選ばれるのか、気になるポーは強引な手段で会場に忍び込むのだが、なんと、龍の戦士はポーだった！

桂冠詩人

アリプロのベクターレーベルシングルコレクションアルバムが発売されました。

今回は、.hackとルルーシュのタイアップ曲がほとんどの割合を占めており、それに新曲の桂冠詩人、ラインバレルのOPのオーケストラver、そして、なぜかavengerからMotherが収録されています。

ボーナストラックの鬼帝の剣のオーケストラは正直あんまりよくかったです。
前回の亡國のような、元々の曲に中毒性がないし、この曲の売りは冒頭のボイスチェンジャーにあると思ってるので期待してる方はがっかりすると思います。このアルバムのタイトルである新曲はちゃんと聴いてないのですが、薔薇架刑のような感じです。シングルコレクションの新曲はこういう路線でいくのかな？

１４曲ということで、惜しくも収録されなかった曲はありますが、これらの曲は次のアルバムにでも収録されるのでしょうかね。

チキン・リトル

空のかけらが降ってきた！そう叫んだチキン・リトルだったが、町のみんなは誰も信じてくれない。一年後、みんなからおかしなチキンと馬鹿にされているリトルは、いつかみんなを見返してやろうと頑張るのだった。